思い出したけど、、
父方の祖父が、今でいう認知症。
かなり悪化したボケ老人で、
会うたびに叔母がボヤいていた。
「おじいさんね、、
庭に所かまわず糞するんだわね~
困ったもんだわね」
いつもせんべい布団の上に
はだけた着物姿で座り込んでいて
「お~、きたか~
あんた、だれだったきゃ~な~?」
わかったんだかわからんのだか?
適当に話を合わせて挨拶も終わらないうちに
祖父は横になって寝てしまうという。。。
離れの8畳間の布団とテレビのあるだけの
部屋で寝たり起きたりしていた。
そのボケ老人のおじいさんが
お婆さんの墓参りに行った時だけ
墓前で手を合わせて
「ばあさん、、
いつになったら迎えに来てくれるんだ?
今年もまだわしはそっちにいけんのう」
小学生の時だったけども、、
衝撃的だった。
ボケたお爺さんが墓前では正気で
あの世のおばあさんに語りかけていたので
ボケ老人のフリしているのかなぁ?
年老いて大家族で暮らしていても
たった独りポツンと、
一日中寝たり起きたりだけの生活で
たまに相撲中継を見てはうたた寝で
長生きするのがつらそうだった。
自由に動けて仲間がいて
楽しく充実した毎日であれば良いけれども
なんかお父さんの気持ちがわかるな~
居心地良い住み慣れた匂いのある場所で
好きな物を口にして
過ごしたいよね・・
長生きよりも
心が満たされるほうが大事だ。