高千穂の夜神楽
高千穂
1986年頃、妹夫婦が宮崎県日向市に住んでいた。
その頃、私の身辺に色々なことが起きてしまい
妹夫婦の住む日向に身を寄せていたことがあった。
何度か高千穂に出かけたことがあったけれども
高千穂電鉄は延岡から出ていた。
今でも高千穂電鉄から見た光景は忘れられない。
一度で良いから夜神楽を見てみたかったけれども
1年に一度だけの神事だったので見る機会がなかった。
今日、初めてテレビで夜神楽の様子を見たけれども
やっぱりおもしろかった。
天岩戸の神話だけれども
弟スサノオのミコトは大変なあらくれもので
田畑を荒らしたりして農民を困らせるものだから
姉のアマテラスオオミカミのミコトが怒って
天岩戸に隠れてしまったために、
その日から真っ暗闇の世界になってしまった。
村は飢饉や病気で人々が困り果ててしまい
なんとかして天岩戸からアマテラスオオミカミのミコトを
外に引張りだそうと、天岩戸の外で神々が一晩中
狂喜乱舞をして楽しんでいたら、その騒ぎを知った
アマテラスオオミカミのミコトが外に飛び出してきて
ようやく太陽が姿を現したという話だったと思う。
その神々の踊りが夜神楽といって33番までだったかな?
スサノオは騒ぎを起こして以来、出雲の国に向かい
ヤマタノオロチを退治して改心した。
アマテラスオオミカミ(天の神)には二人の弟がいる。
長男ツキヨミ(月の神)と次男スサノオ(海の神)。
なんで神話から景気の名前を付けるのかな?わからない。