私の音楽日記

つぶやき日記

時代と共に運指が乱れ始めるヘンレ版

 

ヘンレ版というのは、ドイツで長い間出版されているスタンダードな楽譜で

古典的なバッハ作品、モーツァルト作品、ベートーヴェン作品の演奏研究を

する時に持っていた方が良い楽譜。

 

ところが、このヘンレ版に異変が起きているような気がする。

改訂に改訂を重ねすぎて、時代と共に指の使い方も変化すると思うけど

人間の指の本数て、昔から左手指5本、右手指5本で変わらないし

指の長さも個体にバラツキはあっても、親指が短く中指は長いのは

昔の人も現代人も変わらないでしょう?

 

その指に合わせて合理的で使いやすい運指だったのが、

わけのわからないアクロバット的な運指に変化している。

 

毎度、私は先生から注意を受ける

「あなたね、そんなおかしな指の使い方をしたら、

 なめらかに演奏できないのは当たり前よ。

 何をやってるの?」

 

「でも、ここは左手の指で取ると書いてあるからですよ」と返答すると

「いやだわ、何のために?おかしいじゃないの」とおっしゃる。

 

先生、私に怒ってますか?

楽譜に怒ってますか?

 

ドイツ人のお偉い音楽研究家が

「ワタクシこそがバッハ研究の第一人者です」と主張し

それが日本では、とても人気の高いピアニストであると、

その人の主張した指番号がヘンレ版に載ってしまい

日本で大量に販売されることになり、奇妙な運指の楽譜が

大量に出回ることになると知った。

 

結局、ヘンレ版はスタンダードであることを棄てて

売れることだけを目的に考え始めるから

こういう質の悪いことが起き始める。

 

1970年代以前に発売されたヘンレ版の楽譜の方が

正当派でまともだったので、今となっては時代と共に

合理的で使いやすかった楽譜が入手困難になってしまった。

 

最近発売された楽譜の通りに演奏すると先生から

「変な指使いで演奏しないでちょうだい」と

イラついた顔で注意を受ける。

それは私のせいじゃないと思えて仕方がない。

 

バッハ作品て、シフ版て出回っているようだけど、

もしかして、モーツァルトもシフなのかなぁ?

ものすごく変な運指で書かれてあるのでストレスが溜まる。

あれは相当におかしい。

呪われた楽譜。

 

あれで儲けたらいかんでしょう。

シフ版は販売打ちきりにしてほしい。

日本に垂れ流すんじゃないよ!と言いたい

 

ドイツ語がわからないから

ヘンレ社に直接訴えることができなくて

ホント、、悲しい。