私の音楽日記

つぶやき日記

猿まねから名曲を生んでいたベートヴェン

モーツァルト ピアノソナタ第14番

 

 ベートーヴェン ピアノソナタ第1番

モーツァルトソナタ第14番を参考に作曲されたといわれている

 

瓢箪から駒ということわざがあるけど

ベートーヴェンの場合は、猿まねから名曲

 

意外と、こういう作曲家は多いのかもしれない

大っぴらにやるかやらないかの違いはありそうだけど

サザンオールスターズとか、、、、ヒット曲が多い

 

ベートーヴェンの作品て、よくよく聴いてみると

その時代の作曲家の作品から引用、盗作して、

少しニュアンスを変えて作品にしていることが多いかもしれない。

 

たぶん有名無名を問わず古今東西の様々な作曲家の資料収集し、

そこから抜いてゴージャスにしてしまい、ベートーヴェンペーストで

派手に肉付けして、元がなんだったのかわからなくなるように

大がかりに仕込んで完成させ、依頼者に献呈していたことが

あったのではないかなと思うことがある。

 

派手な曲ほど胡散くさく、地味な曲の方が手間がかかっていて

奥が深いなと感じることがある。

 

印象派ドビュッシーもそういうタイプの作曲家で目立たぬよう盗用して

著名人に成り上がり、周囲の作曲家達の作品をこきおろしていた。

 

日本はピアノエチュードとして、入門者はバイエルやツェルニー

楽譜を使っているけど、何故、これらの練習楽譜を使うかといえば

ベートーヴェンの弟子達だから。

 

ベートーヴェンは彼らに優れた才能があるとは考えていなかった。

けれども、ヨハン・バプディスト・クラーマーのことは別格に

置いて尊敬し敬っていた。

それは何故かというと、弟子たちにクラーマーの作曲楽譜を収集させて

それを密かに自分の作曲活動に利用していたから。

 

たまにクラーマーのエチュードを使って練習していると

あれ?このメロディはベートーヴェンの曲に出ていたなぁ?

あっ、これってショパンの曲に似ている、リストの曲にソックリ! 

うわぁ~、ラフマニノフさんの曲と同じフレーズじゃないの!

ショパンもリストもラフマニノフも、クラーマー作品をエチュード

育ったからではないかと思うことがある。

 

クラーマーは、時代を先がける旋律をエチュードとして残し

後の多くの優れた作曲家達に、散々盗用、引用され続けた。

多くの作曲家の踏み台にされ続けてきた人だと思う。

そういう意味で、大きな影響を与えることに貢献してきた

偉大な作曲家だった。

だから、ベートーヴェンはクラーマーを同格かそれ以上の

存在だったので弟子とは言わなかった。

 

ベートーヴェンは生まれつき耳が悪かったわけではないので

初期の作品は耳の聴こえる13歳頃から作られている。

ベートーヴェンは大変にモーツァルトを尊敬し意識していたので

ハイドン先生から作曲学を学び始めてからの第1作目の作品の

 ピアノソナタ第1番は、殆ど、モーツァルトを猿まねした作品で

聴き比べてみると、ああ、ソックリな曲だなとわかる。

素晴らしい作品として、今の時代にも多くの人に親しまれているけど

むしろ、今ではモーツァルトピアノソナタ第14番よりも

ベートーヴェンピアノソナタ第1番の方が有名かもしれない。

 

こういう似かよった作品に遭遇すると、

モーツァルトベートーヴェンの作品の違いを出すために

どういう演奏の弾き分けをしたら良いの?と思うことがある。