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私の音楽日記

つぶやき日記

最近ヘンレ版のバッハ作品の運指がクレイジーなおかげで・・・

 

昔、小学生の頃に、2人の友達から言われたことがある

「あたし、バッハ弾くのがイヤだからピアノをやめちゃった」

 

その時、私はピアノを習っていなかったので

なんで「バッハ」を学ぶとピアノをやめちゃうの?

これが大人になるまで、ずっと疑問だった。

 

35歳からピアノを本格的に習い始めて、

最初の課題がバッハのインベンション、シンフォニアだった。

 

えっ?!いきなり!

 

実際に、とりかかってみたらバッハ作品は面白かった。

なぜ、小学生時代に友人達が苦手になってしまったか

理由がわかった。たぶん、全音楽譜だったから?!

 

全音楽譜は、様々な研究者の手で書き加えられているせいか

とにかく弾きにくかった。あれで小学生が勉強するのは難しい。

 

一般的に、バッハ作品は「ヘンレ社版」を使って学ぶ人が多い。

なぜなら、最低限の指示記号しか入っておらずシンプルで

バッハ作品を演奏するのに最も重要なのが「運指」だから。

 

「運指命」で、それさえしっかりマスターしてしまい、

解釈のコツをつかめばそこそこは弾けるようになるハズだった

 

ところが、、、

「運指命」のヘンレ版で、変化が起きていた。

私は今日まで、2007年にヘンレ版が大幅に改定されていたことに

気づいていなかった。

 

バッハ, J. S.: 平均律クラヴィーア曲集 第1巻 BWV 846-869

/ヘンレ社/原典版(2007年改訂版/A. シフによる運指付き)

 

そうだったのか・・・


アンドラーシュ・シフのおかげで、
バッハの平均律がもの凄く弾きにくくなったじゃないの!

小さな親切大きなお世話!

 

レッスンで、あ~た先生から叱られる原因が

シフにあったことに気づいた。

 

 

「あ~た、なんで、そんな変な指使いで演奏してるのよ?
 そんなことするから音が途切れるんじゃないの?
 何やってんのよ!!」

呆れた顔で言われる。


「だって、楽譜の運指がそうなってるから
 無理矢理にでもそうしなければならないと思っているからですよ」

と、私も言い訳をする。

 

先生は畳みかけるように、

あ~たね、もっと頭使いなさいよ!!!

 そんなおかしな指使いする必要ないんだから
 あ~た、自分の演奏しやすい指に変えたらいいのよ

 要領が悪いのよね、あ~たは!!」

 

先生の昭和40年代から使い込まれたヘンレ版を見たら、
全然違う弾きやすい運指が書いてあるじゃないの!
確かに、昔のヘンレ版の方が絶対に使いやすかった。

 

「あら~、改訂されてから、

 変な指使いのヘンレ版になっちゃってるわね~

 や~だわ~~~、 値段は高いのよね~ 無駄だわ~
 きっと、わけのわかんない音大生のバイトが

 勝手に書き換えちゃったんじゃないのかしらね~
 ヘンレ社も落ちたものだわね~」

 

 まさか!!!

まっさかさ~まに落ちてシ~フ♪

 

シフの指使いに書き換えられていたとは、、、、

シフの装飾音の入れ方はレアすぎる。

あんな偏屈なバッハは好きじゃないので

シフの指使いを受け入れる気がしない。

一般の人がマネすると音が途切れて繋がらない。

 

シフ演奏CDの参考は推奨できない。

リヒテルアシュケナージを参考にしたほうが良い。

 

サーカス一座で修行を積んでこい!と言いたげな運指で

私にしてみればそんなことを時間かけてやっておれるか?という話だ。

合理的、効率的な運指をぶっ壊されてしまっては

再び、シフのレアな指使いを合理的に訂正するのに手間がかかる。

 

まったく、、、
シフの運指のおかげで平均律が弾きにくくなって
もの凄く迷惑しているし

シフのせいで、私が先生から怒られるのは納得いかない

 

 運指なしの楽譜を買い直すか・・・

海外輸入譜ってボロイ紙を使ってるくせに値段高いから

はぁ~~~、ため息がこぼれる

 

シフ以外のまともな権威ある研究者の運指に

替えてもらえないかなぁ 

ヘンレ社に苦情を言ったら聞き入れてもらえますか?