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私の音楽日記

つぶやき日記

シンパシー

 

    

鬼束ちひろの『月光』が好きで

-この腐敗した世界に落とされた・・・

 こんなもののために生まれたんじゃない-

この世が「腐敗した世界」として喩えられ

生まれてきたことに怒りを感じるような

強烈なサビにドキッとさせられる

彼女の声質にシンパシーを感じる

 

美しいことばかりを描いているのではなく

どこか人の心の裏側にある孤独や悲哀が

そのまま音楽になっていて

説得力のある歌声が私の心に突き刺さる

 

映画音楽やクラシック音楽でも

「月の光」をテーマにした作品には

名曲が多く長く愛されているので

「月」そのものにも魅力がある。

 

ここのバックの演奏者の腕が良く音質のバランスがいい。

ピアノ伴奏の上手い人を使っている。

 

ロックバンドでドラムとキーボードが下手なバンドって

たいがい喧しくてロック歌手の歌が下手クソに聴こえて

バラバラで聞いてられない事が多い。

たぶん歌い手が下手な場合って、本当は気持ち良く

歌わせてもらえないからかなと思うことがある。

 

以前、泉谷しげるがバックで演奏するギタリストに向かい

「バカヤロー、お前のギターが悪いから唄えねえじゃないか!」

と本気で怒鳴る姿をテレビで見たことがあった。

泉谷しげるを好きではないけど、言いたくなる気持ちがわかった。

あれからあの青年は泉谷しげるに怒られた意味に気づいたんだろうか?

ただ弦を爪弾けば良いだけの気持ちで弾いていたけれども

息づかいや感情もないので音が死んでいた。

爪弾けば音は出てくるけど、音楽を伝えようと表現するのは難しいこと